リスケをする際にかかる保証料の金額

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売上が減少し資金繰りが苦しいため、リスケを検討している。

リスケをする際は保証料が追加でかかると担当の銀行員から言われた。

ただ、リスケをしなければ資金繰りがショートしてしまうかもしれない。

リスケの保証料がそれほど高くなければリスケをしたい。

そこで、本日はリスケをする際にかかる保証料をご説明していく。

弊社が実際にクライアント様のお伝えしている内容をご説明していく

1.リスケをすると追加の保証料がかかる

リスケをすることで銀行の返済を減らすことができるので資金繰りが改善する。

しかし、リスケをする際は保証料が追加でかかる。

これは当初の保証内容が変更になるためである。

下図のように黄色の部分がリスケをすることにより追加でかかる保証料の部分である。

保証料は保証協会に追加で支払うことになる。

なお、プロパー融資をリスケする場合は追加の保証料はかからない。

2.リスケの保証料の計算方法

それでは保証料はどのくらいかかるのか計算例を出していく。

基本的にリスケの際の追加の保証料の計算方法は

A.リスケまで支払っていた保証料-B.リスケ後に発生する保証料

となる。

下図でいうと融資実行日からリスケ変更日までをAの部分

リスケ変更日から完済日までをBの部分となる

保証料の計算に必要なのは

  • リスケ時の借入残高
  • 保証料率(中小企業の業績によって変動)
  • 残りの返済期間

で決まる。

保証料率は中小企業の業績によって変動する。

当初、借入をした時の業績の保証料率を適用する。

幅は0.45%程度から2%程度となる。

概ね1%前後が多い。

分割係数は1年以上の返済の場合に使う係数で0.55と決まっている。

例えば、借入残高が3000万円(当初6600万円)あり、保証料率1%、残りの返済期間4年(当初7年)の場合 6ヵ月(182日)返済ゼロでリスケをする場合の追加保証料は

①借入残高3000万円×保証料率1%×182日(半年)÷365=約15万円

②半年後からの分割返済部分2400万円×1%×3年6ヶ月×0.55(分割係数)=約46万円

③最終回の返済一括部分700万円×1%×3年6ヶ月=約25万円

①+②+③=④約86万円

当初融資をうけるときから今までに支払った保証料を差し引くため

⑤6600万円×1%×3年×0.55(分割係数)=約109万円となる。

⑤約109万円(リスケ前3年間で支払った保証料部分)-④約86万円(リスケ後の保証料部分)=約23万円となる。

この場合だと約23万円がリスケの追加保証料でかかることになる。

まとめ

リスケは資金繰りの改善には有効ではあるが、追加の保証料がかかる。

リスケの追加の保証料の計算方法は

リスケまで支払っていた保証料-リスケ後に発生する保証料

となる。

リスケの追加保証料は借入残高、保証料率、残りの返済期間で決まる。

リスケをすることにより、追加の保証料がかかるが毎月の返済部分を減らすことができれば、追加保証料部分も支払うことができるためリスケをした方がいいだろう。

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