在庫や売掛金を担保に融資をうける方法

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銀行から融資をうけるとき担保が必要ですと言われたけど、保有している不動産がなくて融資をうけることができなかった・・・

というご経験がある経営者もみえると思います。

今日は在庫を担保にし資金調達する「ABL」という資金調達方法を紹介していきたいと思います。

 

ABLとは

ABL(Asset Based Lending)とは日本語で動産・売掛金担保融資といいます。

簡単に言うと在庫や売掛金を担保にして融資をうける方法です。

どんなものが担保になるのかというと衣服、ゴルフバック、牛、工場内の機材、診療報酬といったいろいろな在庫や売掛金が担保になります。

ポイントとしては換金性の高い在庫や売掛金ということである。

不良在庫や焦げ付いたような売掛金ではABLを利用するのは難しい。

 

ABLのメリット

中小企業がABLを利用するメリットとしては担保となる不動産がない場合でも融資をうけることができることである。

例えば不動産等の担保がないと融資が難しいと言われた場合でも在庫や売掛金を担保にすることで融資をうけることができるのである。

ABLを活用すれば資金繰りを改善することも可能となる。

 

ABLの流れ

融資をうけるまでの流れとしては通常の融資のパターンとほぼ一緒である。

担保となる在庫や売掛金の資産査定を銀行に依頼し、評価額がでたら融資を実行するというパターンである。

ただし、在庫屋売掛金の評価額が担保に値する価値が出なかったときは融資は難しい場合もある。

ABLの場合で通常の融資と違う点があるとすれば、融資実行後に定期的に銀行や信用金庫が在庫の数量や売掛金の金額等の報告をする必要がある。

担保となっているといっても在庫や売掛金は今までと変わらず企業が管理していく。

その後、在庫や売掛金が現金化されたらそのお金で返済するという流れである。

 

ABLを利用するには

まずは換金性の高い在庫や売掛金を持っている必要がある。

これがなければABLを利用することは難しいであろう。

次に在庫や売掛金についてしっかりと把握できていることが必要となる。

例えば在庫を担保にした場合、定期的に在庫の数量等を報告しなければならないため、企業で正確な数量を把握できていなければABLを利用することは難しいであろう。

 

まとめ

ABLは金融庁からも銀行や信用金庫に対して積極的に推進するように指示が出ているため今後も活用が増加すると思われる。

ただし、制度が始まってあまり期間が立っていないためABLの経験がない銀行員も多いのが実情です。。

そのため中小企業の経営者の方も銀行員から勧められたら利用するのではなく、銀行員に自社がABLを利用できるか経営者から提案してみましょう。

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