新しい金融機関との取引はどのようにすればいいのか?

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新しい金融機関との取引はどのようにすればいいのか?

会社を経営していくには金融機関との取引は必須になってきます。

預金だけの取引もあれば融資をうけることもあります。

ひとつの金融機関だけでは不安なこともあると思うので新しく取引したいけどどうすればいいのかわからない経営者の方には必見です。

 

1.知り合いの経営者からの紹介

よくあるパターンのひとつに知り合いの経営者からの紹介があります。

銀行や信用金庫は取引先へ新しい会社の紹介を常に依頼しています。

取引先からの紹介であればある程度信頼できる会社なのであろうと思っているからです。

よく紹介先に自分の会社の情報が漏れるのではないかと心配があると思うのですがそれはありません。

銀行や信用金庫の担当者は顧客情報を徹底的に守ること指導されているからです。

漏れていた場合は顧客情報の漏洩にあたります。

万が一、自社の情報が漏れていた場合は支店か本店に事情を説明してもいいでしょう。

 

2.預金取引から始める

別に紹介をうけなくても自ら銀行や信用金庫に出向き口座を作成すれば取引はスタートできます。

最近は詐欺等の犯罪に金融機関の口座が使われることが多いので審査をきっちりうけます。

金融庁から銀行や信用金庫に審査を徹底することを求められているからです。

審査といっても通常の業務を行っており、会社の近くの金融機関なら問題はありません。

口座作成に1週間くらいかかる場合もありますが決して信用がないからではないので気にしないでください。

口座作成の場合、特に窓口の女性やその後ろに座っている上司との面談がメインになります。

その時に営業の方を紹介してもらい名刺交換をしておくとよいでしょう。

そうしておけば自社を訪問してもらいやすくなり、融資の取引につながるからです。

基本的に営業担当者は新規融資を目標にしていますのでお互いメリットができます。

ちなみに取引のない銀行や信用金庫の窓口で融資依頼をするとかなり警戒されるのでやめましょう。

 

3.日本政策金融公庫や保証協会

日本政策金融公庫や保証協会は常に融資の相談窓口を開いています。

国がその支援を是正しているためです。

こういったところは親切に対応してくれるのでアポイントを電話でとり訪問しましょう。

起業したての会社などは取引しやすいといえます。

 

まとめ

新規の金融機関の取引の始め方は上記のパターンがほとんどです。

経営者の方なら知っていて損はないでしょう。

複数の金融機関と取引をしておく最大のメリットは融資をうけたいと思う場合です。

ひとつの金融機関しかない場合は選択肢はひとつしかないですが複数の金融機関と取引しておけば選択肢は広がります。

融資は信用取引なので例え預金取引でもしておいても損はないでしょう。

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田烏武

代表取締役株式会社 田烏経営研究所
大学卒業後、地元の地方銀行に入行し中小企業、個人事業主向けの融資業務を担当する。 業績悪化先に対する返済条件のリスケジュールを毎月のように行う。 数多くの業績悪化先の特徴を見る中で、資金繰りが悪化する原因についてわかるようになる。 世の中の中小零細企業の資金繰り改善を目指すため独立。 得意分野は業績悪化先に対するリスケの実行支援。

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