銀行から融資を断られた時の3つの対処法

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銀行が融資を断る理由で一番多いのは?

経営者の方で銀行に融資を申込んだが断られてしまったという場合、資金繰りが苦しくなることが多くある。

まず、銀行が融資を断る理由で一番多いのが業績に対して借入が多すぎることである。

簡単に言うと今の業績ではこれ以上借入を増やしたら、返済ができないと判断されるためである。

中小企業の融資の多くは保証協会付きの融資を使うのですが、業績が悪化している場合は保証協会の担当からこれ以上は出せないと言われてしまう場合が多い。

ですので銀行はプロパー融資が出せない先以外は保証協会がダメといえば融資を断ることがほとんどである。

融資を断られた理由をしっかり聞く

経営者の方になぜ、融資を断られたのかを聞くと明確な理由がわからないとおっしゃる経営者がいます。

融資を断られるには必ず理由がある。

銀行の担当者は曖昧な断り方ですることも多いので、なぜ、ダメなのかをしっかり聞いていただく必要がある。

融資を断られた理由が明確になれば、次に融資をうける際の対策がうてるからである。

そのため、融資を断られた場合は、しっかりと理由を聞いていただくように意識していただきたい。

メイン銀行以外に申込みをすれば審査が通る場合もある

銀行によっては稀に保証協会の融資の審査が通っても、融資を出さない場合もあるので必ず複数の銀行に融資の相談をする必要がある

なぜ、そのようなことが起こるかというと保証協会付きの融資は焦げ付いた場合、80%しか保証してくれない場合が多いからである。

残りの20%は焦げ付いた場合、銀行の損失になるので保証協会が融資を保証するといっても銀行が融資を出したくないという場合も出てくる。

そのため、メインバンクでは保証協会付き融資は通らなくても、他の銀行に申込んだら融資が通ったというケースもある。

複数の銀行から融資を断られた場合の対策は!?

では、複数の銀行に融資を依頼して断られてしまった場合どうすればいいのか。

経営者の方の一時的な選択肢としては大きく2つある。

①親族、ノンバンクから借りて資金繰りをまわす方法

②銀行の返済のストップさせるリスケ

銀行返済をとめるリスケの方法についてはこちらの記事「元銀行員が教える!1ヶ月で資金繰りを改善できるリスケジュールという方法」を参考にしていただきたい。

①と②どちらを選ぶかによって今後の資金繰りは大きく変わってくるでしょう。

本当に一時的なら①の方法でもいい。

ただ、今後も今の状況が続くようなら絶対に②の方が得策である。

理由は①は親族以外は非常に金利が高いからである。

例え数百万円借りれたとしても、その後に利息の負担が大きくのしかかってくる。

②のリスケの場合は返済を減らす方法のため借りて凌ぐ①の方法とは違う。

長期的に資金繰りの改善が必要ならばリスケを選択した方がいいだろう。

まとめ

銀行から融資を断られた場合はまずは、なぜ断られたのかを今一度確認していただきたい。

その上で、今後の資金繰りの改善策として

・親族、ノンバンクから借りて資金繰りをまわす方法

・リスケをする

ことが効果的な方法である。

長期的に資金繰りの改善が必要な場合はリスケを選択する方がすぐに成果が出やすい。

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田烏武

代表取締役株式会社 田烏経営研究所
大学卒業後、地元の地方銀行に入行し中小企業、個人事業主向けの融資業務を担当する。 業績悪化先に対する返済条件のリスケジュールを毎月のように行う。 数多くの業績悪化先の特徴を見る中で、資金繰りが悪化する原因についてわかるようになる。 世の中の中小零細企業の資金繰り改善を目指すため独立。 得意分野は業績悪化先に対するリスケの実行支援。