リスケジュールを依頼する時の注意点!

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リスケジュールとは銀行への返済を止めたり減額したりできる方法です。

中小企業の経営者にとっては知っていて損はない方法です。

リスケジュールを依頼する際の注意点を説明していきたいと思います。

リスケジュールの依頼は銀行の誰にするのか?

リスケジュールの依頼はまずは自社を訪問してくれている銀行の担当者がいいでしょう。

担当者がいなければ銀行の融資窓口に依頼した方がいいでしょう。

リスケジュールは基本的に担当者はいい顔はしないでしょう。

それはリスケジュールをすると新規の融資をやりにくくなるためです。

銀行の担当者はいつでも融資ができる先を探しているため、融資ができない先が増えると困るからです。

さらに、リスケジュールの稟議書は通常の融資の稟議書よりも時間がかかります。

リスケジュールは成績にはなりませんので担当者によっては後回しにされてしまうこともあると思います。

資金繰りが厳しいならいますぐにでもリスケジュールをするべき

銀行の担当者は担当先の全ての資金繰りを把握しているわけではありません。

だいたい、銀行の担当者は30社から50社程度は担当先があるので主要な担当先以外は書類を見なければ資金繰りが悪いのか判断できません。

そのため、経営者の方から強く依頼しないと動いてくれない可能性があるため、資金繰り表で緊急性をアピールしましょう。

担当者がなかなか動いてくれない場合

リスケジュールに必要な書類を提出しても担当者がなかなか動いてくれない時は銀行に電話してもいいでしょう。

そして、担当者の上司にも相談してもいいかと思います。

担当者に握りこまれている可能性があるからです。

銀行では融資やリスケジュールなどの依頼をうけたらすぐに上司に報告して情報を共有

しなければいけませんが、たまに担当者が一人で握りこんでいる場合があるので注意が必要です。

まとめ

リスケジュールをする必要があるときは早急に対応すべきです。

タイミングが遅れれば毎月返済はされていきますので会社のキャッシュはどんどん減っていきます。

担当者は基本リスケジュールをしたくないので、経営者の方から強く依頼をしていく必要があるかと思います。

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株式会社 田烏経営研究所

 

 

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田烏武

代表取締役株式会社 田烏経営研究所
大学卒業後、地元の地方銀行に入行し中小企業、個人事業主向けの融資業務を担当する。 業績悪化先に対する返済条件のリスケジュールを毎月のように行う。 数多くの業績悪化先の特徴を見る中で、資金繰りが悪化する原因についてわかるようになる。 世の中の中小零細企業の資金繰り改善を目指すため独立。 得意分野は業績悪化先に対するリスケの実行支援。

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